コスメや美容ジャンルのライティングを書きたいですが、経験がなくどこから始めればいいかわからないWebライターさんや、やり取りの向こうにある編集者はどのうようにWebライターさんと接しているかと思っているWebライターさんのために、その疑問を解ける在宅Webライター募集サイト「ライターステーション」の編集部に聞きました。
コスメ・美容のメディアを担当している編集者H.Kさんにインタビューをし、毎日新商品やサービスがスピーディに生み出されるコスメ・美容業界において、Webライターに求める内容やテク、心がけを語って頂きました。
ビューティー編集部H.K(33歳・女)
在宅Webライター募集サイト「ライターステーション」ビューティー編集部の編集者H.K。
9年のディレクター経験を生かして、コスメ・美容ジャンルで活躍している熟練編集者。現在はライターステーションで担当している(していた)コスメ・美容案件は約50件。
化粧品・美容医療・サプリメント・美容グッズなど、健康・美容系の商材やサービスを中心に、のべ数百サイトのディレクションや取材・編集に携わることが多いです。近年は美容系メディアの案件も増加。
様々な化粧品や美容グッズをはじめ、エステサロン、美容医療クリニック、審美歯科などのメニューを体験してレビューを書くレポーティングのお仕事があります。その他にも、健康・美容系の商材やサービスに関する情報をまとめるWebライティングのお仕事も多く依頼しています。
コスメや美容は、とくに女性にとっては切っても切れない「心を幸せに満たすもの」。需要は今後も絶対になくなりませんよ。
現在(2018年)の美容業界トレンドは、パーソナライズ。ランキング上位や口コミ数の多いコスメのような「皆に人気」のコスメよりも、パーソナルカラー診断や肌診断が話題のように、「個々に最適」なコスメの情報が求められています。
SNSの活況も相乗効果となり、文章のうまい下手よりも、更にリアルなコスメレビューができる美容ライターさんが重宝されていると感じます。
特定の知識やテクニックはとくに必要ありません。
ですが、コスメ・美容業界は、次々にトレンドが生み出されていきます。そうした流行に敏感であること……、ようは、コスメや美容に興味関心を強く持っているということが重要ではないでしょうか。
やはり、本当にコスメや美容が好きなライターさんの書く文章からは、「大好き!」という気持ちがビシビシ伝わってきます。そうした熱が読者の共感を生み、購買など次の行動を起こさせるパワーになっていると思います。
まずは、読者が知りたい情報が的確にまとめられていること。例えばアイシャドウのレビューなら、肌に載せたときの色味や、粉質、ラメの大きさや光り方、ツヤ感orマット感、伸びの良さなど。読者が気になるポイントを予測し、その疑問や不安にしっかりと応えていくことを意識すれば、とても参考になる原稿に仕上がるはず。
自分自身で体験ができるものなのであれば、「体験してみて自身が感じた所感」を詳しく伝えるのも良いですね。実際にそのコスメの使用感や美容体験の結果はどうだったか?体験談をいかに熱量を持って書くかによって、ぐっと訴求される文章になります。
最初の一読は編集者目線ではなく、読者目線で読むことを意識しています。読者が知りたいことがきちんと抑えられているか?参考になる情報かどうか?を重視しますね。もの足りないなと感じる時は、「どういう情報を追加して欲しい」ということを、なるべく具体的にWebライターさんにはお伝えしています。
また、想定している読者の年齢や知識レベルに合わせた、判りやすい文章になっているかも大事。美容業界やコスメ好きの間では当たり前に使われている専門用語でも、一般女性からすれば全く馴染みのない単語だったりします。想定する読者層が読んだ時にストレスなく読めるかどうか?ということも、常に意識しながらチェックし、気になる箇所はWebライターさんにフィードバックします。
コスメや美容に純粋に興味がある方。実際に自分自身もアレコレ美容法を試している方。「いくつになっても綺麗でいたい」「もっともっと可愛くなりたい」という気持ちに共感できる方。男性の「かっこよくありたい」「魅力的な自分でいたい」などといった気持ちも同様ですね。
これまでたくさんのWebライターさんが書いた文章を読んできましたが、文章のうまさにこだわるより、熱量のある人が書いた文章の方が、人の心を掴む力があるなと思います。読者目線に立てる、共感を呼べるライティングができる方に、ぜひお仕事を依頼したいと思います。
在宅Webライター募集サイト「ライターステーション」ではH.Kさんの他に、ユーザー目線やリアルさにこだわり、明瞭な案件説明やフィードバックをするように心がけている編集者が多く在籍。
経験者のWebライターさんと連携し、未経験者のWebライターさんをサポートし、一緒にWin-winな仕事環境を作って、より良い品質の記事を目指しています。具体的にどんな案件があるか、まずはライターステーションに登録してみましょう!