医療・健康のライティング依頼について

医療・健康についてのライティング依頼を挑戦してみたいですが、
「医療のライティングは先生に並び専門知識が必要?」
「編集者は文章に何を求めているの?」などのことを考えていませんか?

疑問を晴らすために、今回在宅Webライター募集サイト「ライターステーション」の編集部に、普段知る機会の少ない医療・健康ジャンルのライティング仕事について聞きました。医療・健康ジャンルのメディアを担当している編集者K.Nさんにインタビューをして、Webライターさんに求めるテクや心がけを語って頂きました。

医療・健康ジャンルのメディアを担当する
編集者K.Nさんのプロフィール

ヘルスケア編集者K.N(40歳・女)

ヘルスケア編集者K.N(40歳・女)

在宅Webライター募集サイト「ライターステーション」ヘルスケア編集部の編集者K.N。

12年のディレクター経験を生かし、健康・医療ジャンルで活躍。現在はライターステーションで担当している(していた)サプリに関する記事を、200ページ以上編集する実力編集者。その以外に、スポーツ、トレーニング、栄養学、飲食コラムなどの編集や取材経験も豊富。

医療・健康ジャンルの実力派。
編集者K.Nさんに聞きました

「自分の体を自分で守るための一次情報が必要」

Q.一言で言うと、健康・医療案件とはどういったものですか?

ヘルスケア編集者K.N(40歳・女)

主にサプリ成分の効果効能に関してエビデンスに基づいたライティングをする案件や疾病の治療に役立つ基礎知識、クリニックの医師や研究者といった専門家へのインタビュー、メーカーの開発者へのインタビューを基にしたライティングなどがあります。

Q.ライターステーションにあるこのジャンルの案件を教えてください!

ヘルスケア編集者K.N(40歳・女)

サプリやコスメを複数比較し、どの商品がおすすめかユーザーに教えるサイトや特定の疾病に関して学ぶサイト、歯科や美容皮膚科などのクリニックの治療法や名医を紹介するサイトなど、多岐に渡ります。

最近の傾向としては、医師や管理栄養士、学者などの専門家に監修を依頼して、学術的な要素や最新の研究データを紹介するなど、専門性の高いコンテンツが増えてきています。また医療系であれば特定の治療法について医師監修のサイトを制作するケースもあります。

Q.今後、どう成長していくジャンルだと思われますか?

ヘルスケア編集者K.N(40歳・女)

日本は国民皆保険の国ですが、ますます高齢化が進む中で求められるのが、予防医療に関する情報です。いわゆる未病予防といった、病気と健康の中間地帯にいるユーザーに、サプリの有効成分や最新の治療情報などのコンテンツが求められています。「自分の体を自分で守る」ために必要な情報とは何か。「病気にならない」ためにできることとは何か。ユーザーが求めているこのような情報を提供していくことがメディアの役割です。

Q.健康・医療のジャンルで心惹かれる記事を書くために必要な知識やテクニックはありますか?

ヘルスケア編集者K.N(40歳・女)

ネットの情報だけに頼らず、書籍や専門の雑誌などで基本的な知識を入手することが大切です。特に疾病に関しては医療関連の知識なしに書くと間違った情報を提供してしまう可能性がありますから、医師や専門家の方が書いているものを参考にするように。

難しい専門用語だけを並べても、知識のないユーザーに理解してもらいにくいため、Webライターさんが咀嚼してわかりやすい言葉に置き換えて書いてあげるテクニックも必要です。何より大切なのは、正しい情報をわかりやすく書くことです。

Q.どんなことに注意してライティングをしたらよいでしょうか?

ヘルスケア編集者K.N(40歳・女)

ネット上に出ている情報は、二次情報、三次情報(※)といったものが多く、どこまで信憑性のあるものか判断が難しい場合があります。情報源となる記事をそのままコピーして使うことは禁止されているため、少しずつアレンジして使うことが多いのですが、Webライターさんの理解度が低いとその段階で誤った内容になってしまうことがあります。したがって、情報は必ず一次情報(※)から取るように注意してください。表記ルールやコピーコンテンツの禁止など、ライティング時に注意すべきポイントをこちらもご案内しています。

※一次情報とは、本人が自ら経験して入手した情報。
他の方が手に入れた一次情報を基づき、作られたのが二次情報。
二次情報をまとめて、情報源が不明で誰でも入手しやすい価値が一番低いのが三次情報です。

「謙虚な気持ちを持って
精進するWebライターさんとお仕事したい」

Q.Webライターさんとのやり取りや、フィードバックで心がけていることは何ですか?

ヘルスケア編集者K.N(40歳・女)

どのような依頼内容で書けば良いかイメージしやすいように、サイトのコンセプトやターゲットユーザー像を伝えます。またどのような情報であれば役立つか、誤解されがちなことや、間違って理解されていることは何か、ユーザー目線で考えて指示を出すように心がけています。さらに書く際に参考になりそうなサイトのURLや書籍、雑誌などの資料があればライターさんに提供します。

Webメディアの最大の特徴は、キーワードに則したライティングが必要ということ。ページのテーマは、ネットで検索されるキーワードに合わせて設定しますので、どのようなキーワードで、どのような内容にすべきかについても、なるべく詳細をお伝えしています。

Q.編集者K.Nさんは、どんなWebライターさんと一緒に働きたいですか?

ヘルスケア編集者K.N(40歳・女)

「自分の文章を読んでくれる人はもしかしたら1人もいないかもしれない」
「1人でも多くの人に読んでもらえるような文章を書きたい」

という謙虚な気持ちを持って精進してくれるようなWebライターさんとお仕事がしたいです。文章を書くだけなら小学生でもできますが、伝わる文章、伝える力はこうした謙虚な気持ちを持ち続ける人が獲得できるスキルなのではないかと思うからです。

書くことが好き、というだけでプロになれることもありますが、人に影響を与えるような物書き志向の方、想像力豊かでエディトリアルな視点をお持ちの方とお仕事できたら…と、そう思います。

健康・医療ジャンルならではの専門知識をわかりやすく書く!そんなWebライターさんを探しています

在宅Webライター募集サイト「ライターステーション」ではK.Nさんのように経験豊富な編集者と一緒にWebサイトを作るお仕事をして頂けるwebライターさんを募集しています。常に依頼内容や指示も明瞭さに心がけており、経験者のWebライターさんでも、未経験者のWebライターさんでも、スムーズで気持ちよくやり取りができるような環境作りをしています。

知識のインプットやライティングのスキルアップにもつながりますので、実際にどんな健康・医療案件があるか、まずはライターステーションに登録してみましょう。

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