Webライターのお仕事は「記事を書くこと」だけではありません。依頼された記事を書くために、適切な情報を収集したり、記事の注目度を上げるために画像を使うことだってあります。もちろんタスク管理能力だって必要。意外といろんなスキルを求められるWebライターさんにぜひ使って欲しい、役立つアプリやサイトをご紹介していきましょう。
プロとして仕事をするWebライターは、編集者から依頼されたキーワードについて調べて、人の注目を集める文章を作成していく必要があります。
どんな言葉が注目されるのか、どんな情報があれば検索されやすいのか…そんなユーザーの心を掴むための、情報収集に役立つサイトは要チェックです。
関連キーワード取得ツールは、「Googleサジェスト」や「教えて!goo」、「Yahoo!知恵袋」といったおなじみのサイトから関連キーワードを一括取得し、教えてくれるサイトです。
例えば「Webライター」と検索した場合、同時に「在宅」や「求人」といったキーワードが一緒に表示されます。そのキーワードに対してユーザーが何を思っているのか、どんな情報を知りたがっているのかを見つけることができるのです。他の記事にはない情報も盛り込めば、一気に記事の質を高められるでしょう。
「Googleトレンド」は、世界中で今、どんなことが注目を集めているのかを調べることができるサイトです。 具体的には、地域別で人気のキーワードを比較したり、注目度の高いキーワードと一緒に検索されている関連ワードも見ることが可能。流行に乗って、注目度の高いキーワードを使い、自分のライティングも注目されやすくなるので、ブログを持っている人などは、記事のネタ探しにもおすすめです。
1つのキーワードに対して、ネット上には既にたくさんの記事があります。「どの記事を読むか?」を決めるのは、やっぱり信憑性や確実性。ツイッターの呟きから引用された記事よりは、専門家による論文や生の声によるアンケート結果から引用された記事の方が、信憑性がありますよね。
「リサーチリサーチ」は、アンケートやランキングといった実際の調査結果をまとめているサイトです。実際の調査結果に基づけば、説得力のある記事をスムーズに書けます。
「Simplenote」は、スマートフォンやタブレットで使えるように開発されたシンプルなテキストアプリです。動作も軽く、思いついたときにパッと開いてすぐにメモを残すことができます。記事の本文や構成などをメモするのだけではなく、タグで分類することも可能。パソコンで使用もできます。無料アプリの中では、高品質なテキストアプリと言えるでしょう。ぜひインストールしておきたいですね。
ゾウのアイコンでお馴染みの「Evernote」は、様々な情報をメモし、まとめることに特化したアプリです。シンプルにテキストエディタとして利用できるほか、箇条書きにしたり、段落を作ってアウトラインを作ったり、画像や音声ファイル、Webページをまとめることもできます。保存した内容はPCやタブレット等、他の端末とも同期可能です。
ただ文章を書くだけなら多くの人にできますが、「人から注目されやすい文章を書く」となると、話は別。説得力のある文章であることはもちろん、ユニークな書き方だって求められます。
「どう書けば良いのかわからない」と行き詰ってしまったWebライターを助ける、困ったときに頼れるツールをお教えします。
「もっとぴったりくる言葉がないか…」文章を書くときに誰もがぶつかる悩みですよね。「連想類語辞典」は、言葉を言いかえたり、類語を探したりして、ぴったりくる適切な言葉を教えてくれるツールです。「同じ言葉ばかり使ってるな」というときにも、意味が似ているのに違う言葉を探し、文章にメリハリをつけられますよ。
人目を引く素敵なタイトルや見出し・小見出しが思い浮かばず悩む…Webライター共通の悩みです。「ぽいっとキャッチコピー」は、アピールしたいキーワードを入力してキャッチコピーを制作してくれるサイトです。キャッチコピーづくりのお手本として活躍してくれますよ。
場所に縛られることなく、移動中の車内や外出先の喫茶店など…どこでも仕事をできるのがWebライターの強みです。外出先でライティングをしようと考えているWebライターさんには、こんなアプリ・サイトが便利。いつでもどこでも効率よくライティングしてみてくださいね。
iテキストは、iOSデバイス向けに開発されたテキストアプリです。「作家のための作業環境」をコンセプトにしたテキストエディタで、長文テキストの作成・編集をサクサク進めることができます。テキストビューア機能は、メモ帳レイアウトや原稿用紙レイアウトなど種類が豊富です。ライティングにも校正にも使えますね。
もはや使われていないことがない、と言っても過言ではない「Microsoft Word」。アプリでも利用できますので、スマホやタブレットにインストールしておけば、外出先でも本格的なライティングができますよ。ほとんどの編集者は、Wordファイルでの納品を指示しているので、別のツールで書いたテキストをわざわざWordに変換…という手間を省けます。
外でライティングするときは、タブレットやノートPCの電源がないと、ちょっと不安ですよね。「電源カフェ」は、マップ上でコンセントの利用ができるカフェを表示するアプリです。外出先でちょっとライティングしたいけど、電源が欲しいというときの心強い味方となってくれるでしょう。
Webライターの仕事を始めると、一定期間の間に複数の仕事が重なって舞い込んでくることもあります。必然的に、タスクをスムーズにこなす能力が求められます。そんなWebライターが混乱して納期に遅れないように、タスク管理を手助けしてくれるアプリ・ツールをご紹介していきます。
「Trello」はホワイトボードのように使い方が自由なタスク管理アプリです。タスクを「カード」として登録し、「リスト」にまとめられます。カードをドラッグ&ドロップで移動し、タスクの進行を管理することができます。この「リスト」は、メモ帳やTODOリストとしての使い方もあり、非常に自由度の高いアプリとなっています。
Webライターは、記事の中に画像を挿入することもあります。記事の最初に内容と合った画像を挿入することで、記事の注目度と印象を強めることだできるのです。もちろん、画像を一から自分で用意するのは至難の業。他人の画像を勝手に使えば、著作権を違反することにも。問題なくビジネスに使えるフリー画像サイトをチェックしていきましょう。
「写真AC」は、無料登録でアカウントを作成すればだれでもフリー画像を利用できるサイトです。画像は風景から食べ物、人物と多種多様。ダウンロードした画像は商用利用できるほか、自由に加工して使うこともできますよ。キーワードを検索し、欲しい画像を見つけて使ってみましょう。
「イラストAC」は、上記でご紹介した「写真AC」の姉妹サイトです。こちらも同様に、無料登録でアカウントを作れば、誰でも好きなイラストを探すことができます。見つけたイラストはダウンロードし、加工や商用利用が可能です。イラストを使うことで記事のイメージがわいたり、内容がわかりやすくなったりし、ユーザーが親しみやすい記事になります。
Webライターのお仕事は、近年多様化しつつあります。ただ記事をライティングするだけでなく、書いた記事をCMSに流し込み、実際にサイトの1ページを作るスキルも求められることが増えているのです。そのため、HTMLの知識があると心強いですね。
「Liveweave(https://liveweave.com/)」は、自分の打ったHTML言語がすぐに反映され、確認できるWebツールです。HTMLを覚えたての初心者さんには役に立つ味方となってくれます。基本的なHTMLやCSSのスキルと知識があれば、Webライターとして依頼される仕事量もグッと増えることでしょう。
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